電気料金の比較・算出基準
最終更新日:2026年8月12日
かえどきに掲載している電気料金の比較は、各社が公表する料金表および供給約款に基づき、以下の統一した条件で算出しています。本ページは全ての料金比較記事の算出根拠として公開しています。
1. 試算に用いる世帯モデル
世帯人数ごとに、契約アンペアと月間使用量を固定して算出します。実際のご使用量とは異なるため、ご自身の条件での金額は各社の公式シミュレーターでご確認ください。
| 世帯 | 契約アンペア | 月間使用量 |
|---|---|---|
| 1人暮らし | 30A | 180kWh |
| 2人暮らし | 40A | 300kWh |
| 3人暮らし | 40A | 350kWh |
| 4人暮らし | 50A | 400kWh |
※最低料金制を採用しているエリア(関西エリア・中国エリア・四国エリア)では、アンペアの区分がありません。
2. 比較の基準とする大手電力のプラン
| 北海道エリア・東北エリア・関東エリア・中部エリア・北陸エリア | 従量電灯B |
|---|---|
| 関西エリア・中国エリア・四国エリア | 従量電灯A |
| 沖縄 | 従量電灯 |
3. 算入する費目
| 基本料金(最低料金) | 含む |
|---|---|
| 電力量料金 | 含む |
| 燃料費調整額 | 含む |
| 再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 含む |
| 政府による電気・ガス料金支援 | 含まない(適用期間と単価は各記事の時事欄に明記) |
| ポイント還元 | 含まない |
| 期間限定のキャンペーン割引 | 含まない |
4. ポイント還元とキャンペーンを含めない理由
ポイント還元やキャンペーン割引を電気代に算入すると、その特典を利用しない方にとって、比較結果が実態と合わなくなります。
たとえばポイント還元を金額換算して算入した場合、「ポイントを使わない方」の請求額とは一致しません。また還元率や特典内容は頻繁に変更されるため、比較の前提が安定しません。
そのため当サイトでは、純粋な電気料金のみで順位を算出し、ポイント還元やキャンペーンは各社の紹介欄で別途記載しています。特典を含めた実質的な負担額は、読者ご自身の利用状況に応じてご判断ください。
5. 掲載するもの・掲載しないもの
当サイトは、「安い順に並べれば読者の役に立つ」とは考えていません。安さの順位に入っていても掲載しないものがあり、その基準を先に公開します。
掲載しません|市場連動型プラン
プラン名に「マーケット」と付いていなくても、「電源調達調整費」「電源調達調整額」「電力市場単価」など、名称を問わず市場価格に連動する項目を含むプランは、すべて除外しています。各社の供給約款と公式サイトで確認しています。
単価が30分ごとに変動し、電力の卸売市場(JEPX)の価格に連動します。平常時は安く見えますが、需要が集中する局面では歯止めがききません。2021年1月には市場価格が平常時のおよそ25倍まで高騰し、契約者の請求額が通常の数倍から10倍規模にふくらんだ事例が報告されています。安さの順位で上位に入っていても、当サイトのランキングからはすべて除外します。
見分け方は、プラン名に「マーケット」が含まれるかどうかです。他社では「市場連動」「ダイナミックプライシング」などと表記されます。
掲載しません|オール電化住宅向け・時間帯別のプラン
オール電化プランはオール電化住宅でないと契約できず、時間帯別プランは電気を使う時間帯によって結果が大きく変わります。当サイトの試算は一般的な世帯(従量制・時間帯を区分しない使い方)を前提としているため、これらは比較から除外しています。オール電化住宅にお住まいの方は、各社の公式シミュレーターでご確認ください。
掲載しません|発電設備を持たない事業者
電力の小売事業者は、発電設備を持つかどうかで供給の安定性が変わります。自社やグループで発電設備を持たない事業者は、市場価格が高騰した局面で調達コストを吸収しきれず、2021年から2022年にかけて撤退や事業休止が相次ぎました。
そのため当サイトは、発電設備を自社またはグループで保有し、エネルギーを本業とする事業者に限って掲載しています。通信事業者・住宅メーカー・小売専業など、他業種から参入した事業者は、安さの順位で上位に入っていても掲載していません。結果として、単純な安さの順位とは並びが異なります。
掲載しません|キャンペーンを含めた金額
期間限定の値引きやポイントは試算に含めません。特典が終わったあとに残るのは毎月の料金だけであり、そこで順位が変わるなら、それは順位ではないと考えるためです。詳しくは前項をご覧ください。
掲載します|商社・大手グループが母体の会社
電力の小売事業者は、母体によって供給の安定性が変わります。自社で発電設備を持たない小売専業の事業者は、市場価格が高騰した局面で調達コストを吸収しきれず、2021年から2022年にかけて撤退や事業休止が相次ぎました。当サイトは、母体が何をしている会社かを重視して評価しています。
掲載します|乗り換えないほうがよいケース
1位と2位の差が小さく、選ぶ意味が薄い場合は、そう書きます。乗り換えのメリットが小さいエリアでも、金額をそのまま掲載します。当サイトは掲載事業者から送客手数料等を受領していないため、順位や結論を調整する動機がありません。
※上記の方針は、事業者との提携状況にかかわらず適用します。今後、提携が発生した場合も本ページに明記します。
6. 燃料費調整額の扱い
燃料費調整額(および各社が独自に定める調整額)は月ごとに変動し、単月の値には大きなばらつきがあります。
そのため年間の料金は、直近3か月の平均値を用いて算出しています。単月の値を12倍する方法は、その月の一時的な変動が年間の金額として固定されるため採用していません。
算出に用いた期間は、各記事に必ず明記しています。
例:「燃料費調整額は2026年6月〜8月の3か月平均を適用」
※多くの新電力は燃料費調整額に上限を設けていません。燃料価格が高騰した場合、試算どおりにならない可能性があります。この点は各記事の注意点でも説明しています。
7. 単価の取得元
単価はすべて、各社が公表する電気料金メニュー定義書または供給約款から取得しています。比較サイトや第三者媒体の記載を転記することはありません。
各記事には、単価の取得日を記載しています。
8. 検算と異常値の確認
算出した金額は、前月の掲載値と自動で比較し、変動率が20%を超えた場合は公開前に再確認する手順をとっています。単価の入力誤りや、別エリアの単価の混入を防ぐためです。
9. この比較でわからないこと
誠実にお伝えするため、本比較の限界を明記します。
- 実際のご使用量は季節によって変動するため、固定した使用量での試算とは差が生じます
- 時間帯別プランや市場連動型プランは、生活時間帯によって結果が大きく変わります
- オール電化住宅向けのプランは料金体系が異なるため、本比較には含めていません
- 燃料価格の将来的な変動は反映できません
上記のとおり、本比較は同一条件で各社を並べるための目安です。ご自身の条件での正確な金額は、必ず各社の公式シミュレーターでご確認ください。料金が必ず安くなることを保証するものではありません。
10. 更新の頻度
燃料費調整額の改定にあわせて毎月見直しています。単価の改定があった場合は、あわせて更新します。更新の内容と日付は各記事に記載しています。
11. 誤りのご指摘
掲載内容に誤りや古い情報を見つけられた場合は、contact@simple-connect.co.jpよりお知らせください。確認のうえ速やかに修正します。